住宅省エネキャンペーン2023。変更点、注意点など。

画像をクリックするとサイトへ移動します

新年度がはじまり住宅省エネ2023も本格稼働してきました。
先進的マドリノベ事業は補助率も高いことから早々に予算がなくなるのでは…と懸念されていますが、事務局で補助金額の割合を毎日発表しています。

住宅省エネキャンペーン2023のトップページに掲載されていますので、今後ご検討の方はこちらもご参考いただければと思います。

また運用方法も変更があったりなど、メーカーの納期等々ご注意いただきたい点もございます。

変更点① 書類を受けるにあたり書類が増えました(先進的窓リノベ事業)

補助額が30万円以上の場合、既存住宅であることが確認できる書類の提出が必要になります。
必要な書類は以下のいずれかになります。

 ①建築確認における検査証の写し

 ②建物の不動産登記事項証明書の写し

 ③固定資産税の納税通知または証明書の写し

これらの書類で建築から1年経過しているかリフォーム工事を行った住宅と同じであることが確認されます。①~③で確認できない場合は住民票の写しの提出が求められ、1年以上の居住実態があるか、住所が一致しているか、氏名はあっているかが確認されます。

この条件に当てはまらない場合、もしくは確認できない場合は補助が受けられない可能性がありますのでご注意ください。

変更点② 交付申請の予約時に必要な着工写真の要件緩和

補助金の交付が見込まれるリフォーム工事に着手した場合、交付申請の予約を行うことができます。
交付申請の予約時に求められる書類の一つに『着工写真(契約工事のいずれかの工事の着手が確認できるもの)』がありましたが、以前は対象工事の写真が求められましたが、契約工事の写真でも可能となりました。ただし、足場や仮囲い工事、資材搬入等は認められませんのでご注意ください。

全メーカー納期の大幅な遅延

補助金前ですと早いメーカーでは1週間程度で納入可能でしたが、現在は注文が殺到していることもあり、どのメーカーも1ヶ月強となっています。3月には毎週のように納期遅延のお知らせがくるくらいでした。今後の状況によってはさらに伸びる可能性もありますので納期にはご注意ください。

また青森は春から現場が本格稼働、また現在は職人不足…という事情も相まって、施工業者もスケジュールをつけにくい状況です。ですの一般のお客様に置かれましては、そういった状況もご理解いただきながらご検討いただければと思います。