子どもと一緒にDIY作業をするときの準備や注意点

子どもと一緒にDIY

最近、日曜大工を行うパパも少なくありません。ホームセンターにも流行りのDIYに関連する道具などが取り扱われていますし、価格も決して高くはありません。

DIYといえば、パパが施す趣味のひとつといったイメージを持たれがちですが、今は、若い女子もインテリア雑貨を手作りするようで、DIYブームが到来しています。

また、パパにとっては家族とのコミュケーションのひとつに取り入れるケースも増えていて、ママとお子さんと一緒に楽しむこともあります。しかし心配になるのは、小さいお子さんがケガをしないか、楽しめるのか、そうした幼さによる心配事でしょう。

しかし、DIYというのは、カタチのないものからモノを生み出す工程が楽しみであり、一緒に作り上げる体験は将来、子供のためにもなります。お子さんと始めるDIYには、どんな道具を用意すればいいのか、チェックしてみましょう。

DIYで何を作るかを子どもと一緒に相談しましょう!

まずは、DIYで何を作るかをお子さんと話し合いましょう。

例えば、おもちゃを収納できる棚を作ろうか、お人形のお家を作ろうかなど、参考本を見ながらイメージを広げてみましょう。

最近では、設計図もインターネットなどから収集できるので、カタチ作るのは難しくはありません。

子どもとのDIYで準備する道具

子どもと一緒にDIY:道具を揃える

小さなお子さんとのDIYでは、ぬくもりのある木材を使うのがオススメです。

簡単な木工であれば、金槌と釘だけで十分ですが、切断可能な素材ならば、のこぎりやネジも必要になります。刃物の扱いは、パパがしっかりサポートしましょう

ちなみに、のこぎりの使い方をご存知でしょうか。

のこぎりは、引く時に切れるので、そこで力を入れます。
のこぎりを使って木を切るときには固定する器具を使うのが望ましいでしょう。

また、切り方が雑になる場合もあります。サンドペーパーも用意しましょう。サンドペーパーには番号が明記されており、数字が上がるにつれて粒子が細かくなめらかに仕上がります。

お子さんとの場合には、中目となる#120~#280あたりを選びましょう。

平らな面が作れるので、塗装をする際のオウトツもなくなります。

また、可能であればドリルも用意しましょう。ママやお子さんでも使いやすい小型ドリルがベストです。

ネジの大きさにあったビットを固定しますが、これは日曜大工を得意とするパパが行いましょう。

というのも、ゆるんでいると途中で外れ、危険です。お子さんは力も弱いので、パパが手を添えてあげましょう。

DIY環境を整える

子どもと一緒にDIY:汚れてもいい服装で

実際にモノづくりをするにあたり、取りかかる前に必要なことは「養生」です。

さらに環境です。できれば、庭先や倉庫など、広い場所で行うのが良いでしょう。

また、のこぎりやサンドペーパーを使うので、木くずがたくさん出てしまいます。

片付けることを考えると室内よりは屋外の方が良いでしょう。

もちろん、電動ドリルを使うのなら、騒音問題も気にする必要があります。

近隣住民から苦情が来ないように、事前に作業をする話しをして了解を得ておきましょう。

ペンキ塗りなども行うならば、新聞紙を敷いておくことにより、汚れても安心です。

加えて、汚れても問題ない作業着を着用してから作業に取り掛かるようにしましょう。

子どもとのDIYで大事なこと

お子さんと一緒に作業をする場合には、お子さんに好きなようにさせることも大事です。

ペンキ塗りも、本来ならば、ハケを使って同じ方向に塗ることでムラなく塗装できます。

お子さんのやり方に口が出るかもしれませんが、仕上げだけをパパがやることで、お子さんも満足します。

心配ならば、小さな木片などで試しに塗装させたり、金槌で釘打ちさせてから本番に臨むのが良いでしょう。